四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(7月31日更新)

三栄コーポレーション <8119> 
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.35%にあたる8万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。

OLC <4661>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の390億円に急拡大して着地。東京ディズニーリゾート40周年イベントなどの効果で入園者数や商品販売収入が増加したうえ、ディズニーホテルの宿泊収入も大きく伸びた。上期計画の556億円に対する進捗率は70.2%に達しており、業績上振れが期待される。

 三社電機 <6882>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の6.1億円に急拡大して着地。半導体事業で主力のパワーモジュールが好調だったほか、電源機器事業では表面処理用電源や小型組込電源が大きく伸びた。好採算品の販売構成比率が上昇したことなども大幅増益につながった。

 北陸電 <9505>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は409億円の黒字(前年同期は123億円の赤字)に浮上して着地。電力料金を値上げしたことに加え、燃料費調整額の期ずれ影響が改善したことが利益好転の要因となった。第1四半期実績だけで、通期計画の250億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。