四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(7月28日更新)

フタバ <7241>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は48.6億円の黒字(前年同期は16.2億円の赤字)に浮上して着地。部品供給不足の影響で低下していた国内や欧米の客先稼働が回復し、33.3%の大幅増益を達成したことが寄与。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の80億円→100億円に25.0%上方修正。増益率が3.0%増→28.7%増に拡大する見通しとなった。

Gダイニング <7625>
23年12月期の連結経常利益を従来予想の3.1億円→5.7億円に83.1%上方修正。増益率が5.7%増→93.6%増に拡大する見通しとなった。インバウンド需要の復活やコロナ禍からの人流回復を背景に、既存店の来店客数と客単価が伸び、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。

Shinwa Wise Holdings <2437>
株主優待制度を新設。毎年5月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、子会社Shinwa Auctionが開催するオークションのカタログを贈呈するほか、出品手数料を2%割引する。また、Shinwa ARTEXが主催する資産形成アート投資サロンの入会金を免除する。

日本瓦斯 <8174>
4-6月期(1Q)経常は7%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.8%にあたる200万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。