四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(1月31日発表)

フジオーゼックス <7299>
4-12月期(3Q累計)経常が59%増益で着地・10-12月期も6.3倍増益。また、3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。そのほか、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、全国共通商品券(保有株数に応じて2000~1万円相当)を贈呈する。初回に限り、25年3月末時点で100株以上を9ヵ月以上継続保有する株主が対象となる。

キヤノン <7751>
今期税引き前は15%増益、10円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.3%にあたる3300万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月1日から25年1月31日まで。

理想科学工業 <6413>
10-12月期(3Q)経常は15%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.61%にあたる20万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月14日から3月22日まで。

放電精密加工研究所 <6469>
三菱重工業 <7011> と資本業務提携。三菱重を割当先とする354万6100株の第三者割当増資を実施する。発行価格は564円。

日本M&Aセンターホールディングス <2127>
4-12月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・10-12月期も81%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.1%にあたる1000万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施。一方、24年3月末を最後に株主優待制度を廃止する。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(12月6日発表)

JSB <3480>
23年10月期の期末一括配当を従来計画の40円→63円(前の期は44円)に大幅増額修正した。普通配当40円に加え、「UniLife」ブランドの制定20周年記念配当23円を実施する。

不二電機 <6654>
24年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.9%増の3億1400万円に伸びて着地。汎用端子台やコネクタ端子台の売上減少で減収になったものの、販管費における経費の一部が低減したことで増益を確保した。通期計画の3億5300万円に対する進捗率は89.0%に達しており、業績上振れが期待される。

FDK <6955>
三徳の子会社である中国・包頭三徳電池材料の出資持ち分を取得し子会社化する。取得価額は10.8億円。これに伴い、24年2月期第4四半期に負ののれん発生益として約5億円を特別利益に計上する見込み。

トモニホールディングス <8600>
2800万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限420万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は12月13日から18日までのいずれかの日に決定。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(12月4日発表)

大成温調 <1904> 
今期経常を一転30%増益に上方修正、配当も42円増額。また、株主優待制度を拡充し、クオカードの金額を大幅に増額する。新制度では毎年3月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて1万6000~6万円分(現行は3000~1万円分)のクオカードを贈呈する。

ジェイエイシーリクルートメント <2124>
今期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。また、12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。

ジャパンベストレスキューシステム <2453>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。投資ファンド「Deneb SS II」傘下のMBKP Vega及びMBKP AltairがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1000円で13日終値を53.8%上回る水準。買い付け期間は11月14日から12月26日まで。

京都フィナンシャルグループ <5844> 
12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。今期経常を7%上方修正、今期配当を実質増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.95%にあたる220万株(金額で130億円)を上限に自社株買いを実施。24年4月15日付で50万株を消却する。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(12月2日発表)

ジーエス・ユアサ コーポレーション <6674>
国内外で1521万9400株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限228万2900株の第三者割当増資を実施するほか、本田技研工業 <7267> に割当先とする249万7700株の第三者割当を行う。発行価格は11月29日から12月5日までのいずれかの日に決定。

AZ-COM丸和ホールディングス <9090>
755万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限245万株の第三者割当増資を実施するほか、既存株主よる900万株の株式売り出しを行う。発行価格は11月29日から12月4日までのいずれかの日に決定。

バリューHR <6078>
大和総研と資本業務提携。バリューHRの健康管理プラットフォームと大和総研の健保向け基幹業務システムを連動させ、健康管理データと基幹データの統合的な利用によるサービス向上を目指す。資本面では大和総研を割当先とする70万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は1278円。そのほか、発行済み株式数(自社株を除く)の2.29%にあたる60万株(金額で8億円)を上限に自社株買いを実施すると発表。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(12月1日発表)

FRONTEO <2158>
自然言語処理AIの分散表現において、特定のコーパスの特性を維持しつつ複数のコーパスを融合させる技術の特許査定を取得。

いちご <2337>
「いちご・レジデンス・トークン」を発行。国内初の大阪デジタルエクスチェンジセキュリティ・トークン取引システム「START」での取り扱い1号案件となる。
長栄 <2993>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.28%にあたる10万株(金額で2億0880万円)を上限に、11月21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

GMO TECH <6026>
株主優待制度を導入。毎年12月末時点と6月末時点で100株以上を半年以上継続保有する株主を対象に、GMOクリック証券における取引手数料またはGMO TECH株式の買付手数料のキャッシュバック、「MEO Dash!by GMO」利用料金の10%割引を適用する。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(11月30日発表)

SOMPOホールディングス <8630>
今期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、発行済み株式数の5.04%にあたる1753万8000株の自社株を消却する。消却予定日は11月30日。

東京海上ホールディングス <8766>
今期経常を2%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.0%にあたる4000万株(金額で700億円)を上限に自社株買いを実施する。

レーサム <8890>
国内外で247万1100株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限37万600株の第三者割当増資を実施する。発行価格は11月28日から30日までのいずれかの日に決定。

クロスキャット <2307>
24年3月期第3四半期に投資有価証券売却益2.6億円を特別利益に計上する。また、エイトレントのレンタル業務管理システムのクラウドシフトを支援。

パス <3840>
子会社RMDCが特定細胞加工物を製造する施設として細胞培養加工施設を建設する。再生医療関連事業の拡大を目指す。