四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(12月6日発表)

JSB <3480>
23年10月期の期末一括配当を従来計画の40円→63円(前の期は44円)に大幅増額修正した。普通配当40円に加え、「UniLife」ブランドの制定20周年記念配当23円を実施する。

不二電機 <6654>
24年1月期第3四半期累計(2-10月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.9%増の3億1400万円に伸びて着地。汎用端子台やコネクタ端子台の売上減少で減収になったものの、販管費における経費の一部が低減したことで増益を確保した。通期計画の3億5300万円に対する進捗率は89.0%に達しており、業績上振れが期待される。

FDK <6955>
三徳の子会社である中国・包頭三徳電池材料の出資持ち分を取得し子会社化する。取得価額は10.8億円。これに伴い、24年2月期第4四半期に負ののれん発生益として約5億円を特別利益に計上する見込み。

トモニホールディングス <8600>
2800万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限420万株の第三者割当増資を実施する。発行価格は12月13日から18日までのいずれかの日に決定。