四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(11月27日発表)

大林組 <1802>
今期最終を7%上方修正。また、米国水処理関連施設建設市場における大手建設会社MWHの株式90%を取得し子会社化する。取得価額は約194億円。

ヤマシンフィルタ <6240>
今期経常を32%上方修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.0%にあたる144万0900株(金額で5億7700万円)を上限に自社株買いを実施。自己株式取得の終了時点における発行済み株式数の1%を超える株式を24年2月29日付で消却する。

サンウッド <8903>
京王電鉄 <9008> [東証P]がTOB(株式公開買い付け)を実施し、完全子会社化を目指す。TOB価格は1株1250円で6日終値を50.6%上回る水準。買い付け期間は11月7日から12月19日まで。

イルグルム <3690>
発行済み株式数(自社株を除く)の3.18%にあたる20万株(金額で1億円)を上限に自社株買いを実施する。また、株主優待制度を導入。毎年3月末と9月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律1000円分のAmazonギフト券を年2回贈呈する。今期経常は30%減益、0.5円増配へ。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(11月26日発表)

シミックホールディングス <2309>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。中村和男社長が代表を務める北杜マネージメントがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株2650円で7日終値を55.9%上回る水準。買い付け期間は11月8日から24年1月4日まで。

あらた <2733>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.4%にあたる60万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。今期経常を10%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当を実質増額修正。

SANKYO <6417>
上期経常が71%増益で着地・7-9月期も55%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の18.56%にあたる1000万株(金額で609億9000万円)を上限に、11月8日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。併せて、発行済み株式数の6.36%にあたる422万2400株を11月30日付で消却すると発表。

西日本フィナンシャルホールディングス <7189>
上期経常は一転17%増益で上振れ着地、今期配当を5円増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.41%にあたる200万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(8月4日更新)

フィードフォースグループ <7068>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.0%にあたる26万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は8月7日から8月10日まで。取得した自社株は8月31日付で全て消却する。

JCU <4975>
4-6月期(1Q)経常は37%減益で着地。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の1.75%にあたる45万株(金額で10億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は全て消却する。

ZHD <4689>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終利益は前年同期比47.9%増の373億円に拡大して着地。昨年10月に連結子会社化したPayPayの業績上積みなどが寄与し、2ケタ増収を確保した。コマース事業を中心にコスト最適化や事業の選択と集中を進めたことも大幅増益につながった。

 任天堂 <7974>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比52.2%増の2537億円に拡大して着地。5月に発売した「ゼルダの伝説」新作の販売本数が1851万本と順調な滑り出しをみせたほか、ニンテンドースイッチ本体は単価の高い有期ELモデルの販売が好調だった。また、映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」の大ヒットなどでモバイル・IP関連収入も大きく伸びた。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(8月2日更新)

ヒロセ通商 <7185>
発行済み株式数(自社株を除く)の2.81%にあたる17万4000株(金額で5億2896万円)を上限に、8月2日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

JVCケンウ <6632>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結最終損益は34.7億円の黒字(前年同期は2.4億円の赤字)に浮上して着地。米国をはじめとする海外市場で無線システムの旺盛な引き合いが継続したことが収益を牽引した。車載機器のOEMに加え、プロジェクターやコンテンツビジネスの販売が好調だったことも利益拡大に貢献した。

三菱UFJ <8306>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の7255億円に急拡大して着地。業務純益が増加したことに加え、モルガンスタンレーの持ち分法適用決算期を変更した影響や為替の円安進行などもプラスに働いた。

リソ電子工業 <6908>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比21.6%減の16.2億円に減った。
しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の75.5億円→82億円(前期は76.6億円)に8.6%上方修正し、一転して7.0%増益を見込み、一気に6期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(8月1日更新)

アイケイケイ <2198>
23年10月期の期末一括配当を従来計画の12円→24円(前期は10円)に大幅増額修正した。足もとの業績動向や財務状況などを踏まえ、株主への利益配分を増やす。配当利回りは3.90%に上昇。

 冶金工 <5480>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比75.4%増の70.5億円に拡大して着地。高機能材、一般材ともに販売数量は減少したものの、ロールマージンの確保や徹底したコストダウンに注力する中、採算は大きく改善した。上期計画の110億円に対する進捗率は64.1%に達しており、業績上振れが期待される

塩野義製薬 <4507>
4-6月期(1Q)最終は23%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.2%にあたる1250万株(金額で750億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年4月17日付で全て消却する。

日本特殊陶業 <5334>
4-6月期(1Q)最終は2%増益で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.7%にあたる950万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は24年8月23日付で全て消却する。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(7月31日更新)

三栄コーポレーション <8119> 
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.35%にあたる8万株(金額で2億円)を上限に自社株買いを実施する。

OLC <4661>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の390億円に急拡大して着地。東京ディズニーリゾート40周年イベントなどの効果で入園者数や商品販売収入が増加したうえ、ディズニーホテルの宿泊収入も大きく伸びた。上期計画の556億円に対する進捗率は70.2%に達しており、業績上振れが期待される。

 三社電機 <6882>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比5.1倍の6.1億円に急拡大して着地。半導体事業で主力のパワーモジュールが好調だったほか、電源機器事業では表面処理用電源や小型組込電源が大きく伸びた。好採算品の販売構成比率が上昇したことなども大幅増益につながった。

 北陸電 <9505>
24年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は409億円の黒字(前年同期は123億円の赤字)に浮上して着地。電力料金を値上げしたことに加え、燃料費調整額の期ずれ影響が改善したことが利益好転の要因となった。第1四半期実績だけで、通期計画の250億円を大幅に上回っており、業績上振れが期待される。