四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(2月2日発表)

フクダ電子 <6960>
今期経常を4%上方修正、配当も5円増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の6.61%にあたる200万株(金額で157億6000万円)を上限に、2月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施。取得した全株を3月29日付で消却する。

アストマックス <7162> 
4-12月期(3Q累計)経常が黒字浮上で着地。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.61%にあたる59万7600株(金額で1億4999万7600円)を上限に、2月1日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。

インヴァスト <7338>
自社の株主を川路猛社長が代表を務めるTKCのみとする株式併合を行う。株式併合に伴い1株1150円でスクイーズアウト(強制買い取り)を実施する。

野村ホールディングス <8604>
10-12月期(3Q)税引き前は6%減益。一方、発行済み株式数(自社株を除く)の4.0%にあたる1億2500万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月16日から9月30日まで。

アルメディオ <7859>
24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の25億円に急拡大して着地。中国で太陽光発電パネル製造用の拡散炉用ヒーターモジュールの販売が急増したことが寄与。併せて、通期の同利益を従来予想の26億円→32.3億円に23.9%上方修正。増益率が4.6倍→5.7倍に拡大し、従来の19期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(1月31日発表)

フジオーゼックス <7299>
4-12月期(3Q累計)経常が59%増益で着地・10-12月期も6.3倍増益。また、3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施する。そのほか、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を1年以上継続保有する株主を対象に、全国共通商品券(保有株数に応じて2000~1万円相当)を贈呈する。初回に限り、25年3月末時点で100株以上を9ヵ月以上継続保有する株主が対象となる。

キヤノン <7751>
今期税引き前は15%増益、10円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.3%にあたる3300万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月1日から25年1月31日まで。

理想科学工業 <6413>
10-12月期(3Q)経常は15%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の0.61%にあたる20万株(金額で5億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は2月14日から3月22日まで。

放電精密加工研究所 <6469>
三菱重工業 <7011> と資本業務提携。三菱重を割当先とする354万6100株の第三者割当増資を実施する。発行価格は564円。

日本M&Aセンターホールディングス <2127>
4-12月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・10-12月期も81%増益。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.1%にあたる1000万株(金額で70億円)を上限に自社株買いを実施。一方、24年3月末を最後に株主優待制度を廃止する。