四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の10銘柄 (5月23日発表分)

 東京計器 <7721>
24年3月期の連結経常利益は前の期比77.2%増の29.9億円に拡大して着地。続く25年3月期も前期比26.4%増の37.8億円に伸びる見通しとなった。今期は防衛予算拡大による防衛事業の大幅な増収を計画。高水準の受注残高を背景に、21.5%の増収を見込む。
併せて、今期の年間配当は前期比2.5円増の35円に増配する方針とした。

サワイグループホールディングス <4887>
今期最終は2.2倍増で6期ぶり最高益、実質増配へ。また、9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

信越化学工業 <4063>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.1%にあたる2200万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月20日から11月29日まで。取得した自社株は12月6日付で全て消却する。

 コクサイエレ <6525>
24年3月期の連結最終利益は前の期比44.5%減の223億円に落ち込んだものの、続く25年3月期は前期比29.6%増の290億円にV字回復する見通しとなった。

四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の10銘柄 (5月22日発表分)

岡三証券グループ <8609>
農林中金バリューインベストメンツと企業型確定拠出年金プラン「オーナーズクラス」の提供で業務提携。

MIRARTHホールディングス <8897>
1600万株の公募増資とオーバーアロットメントによる売り出しに伴う上限330万株の第三者割当増資を実施するほか、自己株式処分による600万株の株式売り出しを行う。発行価格は5月29日から6月3日までのいずれかの日に決定。

SOMPOホールディングス <8630>
今期経常は34%減益、実質増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の4.04%にあたる4000万株(金額で770億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は6月3日から11月18日まで。

東京海上ホールディングス <8766>
今期経常は42%増で2期連続最高益、前期配当を2円増額・今期は36円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.0%にあたる6000万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。そのほか、29年度末までに政策保有株をゼロにする方針を示した。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月5日発表分)

フリービット <3843>
24年4月期の連結経常利益を従来予想の52億円→57億円に9.6%上方修正。増益率が40.3%増→53.8%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。5Gインフラ支援事業の収益が安定的に推移したことに加え、トーンモバイル事業のユーザー獲得繁忙期に獲得施策の効率化を進めたことが上振れの要因。

シマノ <7309>
上期経常を49%上方修正、通期も増額。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.11%にあたる100万株(金額で260億円)を上限にToSTNeT-3で自社株買いを実施する。買い付け期間は4月24日から25年3月31日まで。

コメリ <8218>
今期経常は10%増益、2円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.24%にあたる60万株(金額で20億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月24日から7月19日まで。

GENDA <9166>
5月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。また、アミューズメント施設を運営するアメックスの全株式を取得し子会社化する。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月4日発表分)

川岸工業 <5921>
上期経常を一転3%増益に上方修正。また、中期経営計画を策定。26年9月期に営業利益17億円以上(23年9月期実績は14.1億円)、配当性向30%以上を目指す。

プレシジョン・システム・サイエンス <7707>
ドイツSMD社製の凍結乾燥PCR試薬をグローバル市場で販売を開始。また、主力製品であるgeneLEADシリーズとmagLEADシリーズの新製品を販売開始。

スカパーJSATホールディングス <9412>
英国のベンチャーキャピタルSeraphim Spaceが組成する、宇宙ビジネスのスタートアップ企業を投資対象としたSeraphim Space Ventures2 LPへ出資。

 ストライク <6196>
24年9月期上期(23年10月-24年3月)の経常利益(非連結)を従来予想の29.2億円→37億円に26.7%上方修正。増益率が43.7%増→82.1%増に拡大する見通しとなった。M&A仲介案件の成約組数が130組と計画の122組を上回るとともに、大型案件の成約が23組に上り、案件単価が想定を上回ったことが要因。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月3日発表分)

WDI <3068>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→15.9億円に32.8%上方修正。増益率が31.6%増→74.8%増に拡大する見通しとなった。国内の業績が想定より好調に推移したことに加え、円安進行に伴い為替差益を計上したことも利益を押し上げた。

アビックス <7836>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の3500万円→1億0700万円に3.1倍上方修正。増益率が3.5倍→11倍に拡大する見通しとなった。旺盛な需要やデジタルマーケティングによる販促効果などを背景に、デジタルサイネージ関連事業における情報機器部門の売上高が想定以上に伸びたことが要因。

バーチャレク <6193>
4年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.4億円に33.3%上方修正。減益率が33.6%減→11.5%減に縮小する見通しとなった。売上原価や販管費の圧縮を進めたことに加え、投資事業組合運用益6400万円を計上したことも利益を押し上げた。

神栄 <3004>
正午ごろ、24年3月期連結業績予想について純利益を14億円から16億5500万円(前の期比74.4%増)へ上方修正すると発表。配当予想も50円から80円(前の期実績40円)に大幅増額しており、これを好感した買いを集めた。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月2日発表分)

ユミルリンク <4372>
光通信(株)が18日付で大量保有報告書を提出。光通信(株)のユミルリンク株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

トラース・オン・プロダクト <6696>
流通小売店舗向けDX新製品「店舗の星」がPan Pacific Retail Management(Singapore)が運営する「DON DON DONKI」3店舗へ正式導入。

 バーチャレク <6193>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.4億円に33.3%上方修正。減益率が33.6%減→11.5%減に縮小する見通しとなった。売上原価や販管費の圧縮を進めたことに加え、投資事業組合運用益6400万円を計上したことも利益を押し上げた。

 KOA <6999>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の32億円→44.8億円に40.2%上方修正。減益率が69.6%減→57.4%減に縮小する見通しとなった。産業機器や民生機器市場を中心に在庫調整が継続したことで売上高は計画を若干下回ったものの、為替レートが想定より円安で推移したうえ、コスト抑制なども寄与し、採算は大きく改善した。