四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月4日発表分)

川岸工業 <5921>
上期経常を一転3%増益に上方修正。また、中期経営計画を策定。26年9月期に営業利益17億円以上(23年9月期実績は14.1億円)、配当性向30%以上を目指す。

プレシジョン・システム・サイエンス <7707>
ドイツSMD社製の凍結乾燥PCR試薬をグローバル市場で販売を開始。また、主力製品であるgeneLEADシリーズとmagLEADシリーズの新製品を販売開始。

スカパーJSATホールディングス <9412>
英国のベンチャーキャピタルSeraphim Spaceが組成する、宇宙ビジネスのスタートアップ企業を投資対象としたSeraphim Space Ventures2 LPへ出資。

 ストライク <6196>
24年9月期上期(23年10月-24年3月)の経常利益(非連結)を従来予想の29.2億円→37億円に26.7%上方修正。増益率が43.7%増→82.1%増に拡大する見通しとなった。M&A仲介案件の成約組数が130組と計画の122組を上回るとともに、大型案件の成約が23組に上り、案件単価が想定を上回ったことが要因。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月3日発表分)

WDI <3068>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→15.9億円に32.8%上方修正。増益率が31.6%増→74.8%増に拡大する見通しとなった。国内の業績が想定より好調に推移したことに加え、円安進行に伴い為替差益を計上したことも利益を押し上げた。

アビックス <7836>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の3500万円→1億0700万円に3.1倍上方修正。増益率が3.5倍→11倍に拡大する見通しとなった。旺盛な需要やデジタルマーケティングによる販促効果などを背景に、デジタルサイネージ関連事業における情報機器部門の売上高が想定以上に伸びたことが要因。

バーチャレク <6193>
4年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.4億円に33.3%上方修正。減益率が33.6%減→11.5%減に縮小する見通しとなった。売上原価や販管費の圧縮を進めたことに加え、投資事業組合運用益6400万円を計上したことも利益を押し上げた。

神栄 <3004>
正午ごろ、24年3月期連結業績予想について純利益を14億円から16億5500万円(前の期比74.4%増)へ上方修正すると発表。配当予想も50円から80円(前の期実績40円)に大幅増額しており、これを好感した買いを集めた。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月2日発表分)

ユミルリンク <4372>
光通信(株)が18日付で大量保有報告書を提出。光通信(株)のユミルリンク株式保有比率は5.01%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

トラース・オン・プロダクト <6696>
流通小売店舗向けDX新製品「店舗の星」がPan Pacific Retail Management(Singapore)が運営する「DON DON DONKI」3店舗へ正式導入。

 バーチャレク <6193>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の3.3億円→4.4億円に33.3%上方修正。減益率が33.6%減→11.5%減に縮小する見通しとなった。売上原価や販管費の圧縮を進めたことに加え、投資事業組合運用益6400万円を計上したことも利益を押し上げた。

 KOA <6999>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の32億円→44.8億円に40.2%上方修正。減益率が69.6%減→57.4%減に縮小する見通しとなった。産業機器や民生機器市場を中心に在庫調整が継続したことで売上高は計画を若干下回ったものの、為替レートが想定より円安で推移したうえ、コスト抑制なども寄与し、採算は大きく改善した。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (5月1日発表分)

八洲電機 <3153>
24年3月期の連結経常利益を従来予想の38億円→40億円に5.3%上方修正。増益率が29.7%増→36.6%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。前期業績の上方修正は2月に続き、4回目。各事業部門で年度末の事業環境が想定を上回り、業績が好調に推移する見込みとなったことを反映した。

あさくま <7678>
株主優待制度を拡充。実施回数を年1回→年2回に増やす。新設する7月末の基準日では100株以上を保有する株主を対象に、抽選で5000~3万円相当の「あさくまおせち」や食事券を贈呈する。抽選に漏れた株主には3000円分の食事券を配布する。

リログループ <8876>
光通信(株)が17日付で大量保有報告書を提出。光通信(株)のリログループ株式保有比率は5.13%となり、新たに5%を超えたことが判明した。

ハウス食品グループ本社 <2810>
中期経営計画を策定。27年3月期に営業利益270億円(24年3月期計画は200億円)を目指す。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月29日発表分)

富士石油 <5017>
出光興産 <5019> と資本業務提携に関する合意書を締結。出光興産はJERAが保有する富士石油の全株式を取得し、富士石油を持分法適用関連会社とする予定。

ジャパンディスプレイ <6740>
次世代有機ELディスプレイ「eLEAP」の量産化に向けた進捗を報告。歩留まりは社内計画を大幅に超えるペースで向上。また、超高輝度1600 nitsノートPC用eLEAPの開発に成功。

コレック <6578>
太陽光発電所の開発や電力小売事業を展開するLooop(東京都台東区)と業務提携を開始したと発表しており、好材料視された。今回の提携により、コレックがテレマーケティング事業で提案するサービスラインアップに、Looopが提供する「Looopでんき」を追加することになり、取扱商材の拡充に伴う売り上げの増加が期待されている。一方、Looopには販売チャネル拡大による顧客数の増加が期待されており、両社の事業拡大に寄与すると判断したという。

JMACS <5817>
24年2月期の単体決算発表にあわせ、25年2月期の業績予想を開示し、今期の最終利益が前期比3.7倍の2億6400万円となる見通しを示した。増益予想が買いを誘う形となったようだ。今期の売上高は同4.8%増の56億円を見込む。

四季報記者が選んだ2024年度5月大バケ期待の15銘柄 (4月28日発表分)

 さくらさくプラス <7097>
は3月15日に年初来高値となる1360円をつけ、その後は調整局面となっている。ただ、中期トレンドを示す75日移動平均線を割り込むことはなく、足もとでは5日移動平均線と25日移動平均線とのゴールデンクロスが視野に入りつつある状況。PERやPBRといった指標面には割安感もあり、時価は押し目買い好機と捉えたい。

マーキュリーリアルテックイノベーター <5025>
今期経常は20%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の3.02%にあたる8万株(金額で5600万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は4月16日から9月30日まで。

TKP <3479>
24年2月期の連結経常利益は前の期比47.5%増の45.1億円に伸びて着地。続く25年2月期も前期比66.0%増の75億円に拡大し、5期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。今期は対面イベント需要が回復する中、主力の貸会議室事業で新規出店と既存施設の増床を進めるほか、ホテル・宿泊研修事業では既存ブランドに加えて新業態も含めて施設数を増設し、23.1%の増収を見込む。

 JMACS <5817>
24年2月期の経常利益(非連結)は前の期比41.5%減の1億3700万円に落ち込んだものの、続く25年2月期は前期比2.2倍の3億0100万円に急拡大する見通しとなった。今期は主力の電線事業で付加価値の高い製品の開発・販売に注力するほか、赤字が続くトータルソリューション事業の見直しを進めることで採算が大きく改善する。