四季報が選んだ2024年度11月大バケ期待の10銘柄 (10月23日発表分)

中本パックス <7811>
25年2月期上期(3-8月)の連結経常利益は前年同期比34.0%増の16.2億円に拡大し、従来の10.2%減益予想から一転して増益で着地。IT・工業材関連のスマートフォン用途や半導体関連の受注が増加したうえ、下期に想定していた受注が前倒しになったことが要因。生活資材関連で利益率の高い自社商品の販売が好調に推移したことなども上振れにつながった。

西川ゴム <5161>
25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比60.8%増の30.3億円に拡大して着地。北米で自動車生産台数が増加したことに加え、円安による為替の影響も追い風となった。上期計画の35億円に対する進捗率は86.7%に達しており、業績上振れが期待される。

コシダカHD <2157>
24年8月期の連結経常利益は前の期比40.8%増の109億円に拡大して着地。続く25年8月期も前期比5.5%増の115億円に伸び、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期はカラオケ事業で積極出店を継続するほか、前期に出店した51店舗が通期フル寄与する。既存店は客数を軸に増収を確保する計画。また、不動産管理事業の利益が改善することも増益に貢献する。

 竹内製作所 <6432>
25年2月期の連結経常利益を従来予想の385億円→420億円に9.1%上方修正。増益率が8.6%増→18.5%増に拡大し、従来の4期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。建設機械の需要が減速し、欧米ともに販売台数が計画を下回る一方、海上運賃の減少や円安効果などで利益は上振れする。

四季報が選んだ2024年度6月大バケ期待の10銘柄 (6月3日発表分)

ケーズホールディングス <8282>
今期経常は5%増益へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の10.28%にあたる1800万株(金額で200億円)を上限に自社株買いを実施。取得した自社株は25年3月31日付で全て消却する。

群馬銀行 <8334>
今期経常は18%増で2期連続最高益、6円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の1.65%にあたる650万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月10日から6月14日まで。

Orchestra Holdings <6533>
子会社ワン・オー・ワンのスキルマネジメントシステム「スキルナビ」が関西電力送配電の配電部門を対象に導入。

Ridge-i <5572> 
ソーシャルメディアマーケティング事業と音楽事業を展開するスターミュージック・エンタテインメントの株式を取得し子会社化する。