四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の10銘柄 (5月25日発表分)

三井住友フィナンシャルグループ <8316>
今期最終は10%増で2期連続最高益、実質増配へ。また、9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。そのほか、発行済み株式数(自社株を除く)の1.1%にあたる1500万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施。取株は8月20日付で全て消却する。

ブロードメディア <4347>
今期経常は10%増益、7円増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.75%にあたる20万株(金額で2億6000万円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月13日から7月31日まで。

レゾナック <4004>  
24年12月期第1四半期(1-3月)の連結経常損益は110億円の黒字(前年同期は109億円の赤字)に浮上して着地。半導体市況の回復を背景に、半導体後工程材料やデータセンター向けHDメディアの販売が大きく伸びたことが寄与。固定費の抑制や円安効果なども利益改善につながった。

クレハ <4023>
前期最終が上振れ着地・今期は3%増益、実質増配へ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の10.18%にあたる560万株(金額で150億円)を上限に自社株買いを実施。6月28日付で314万3000株の自社株を消却する。

四季報記者が選んだ2024年度6月大バケ期待の10銘柄 (5月23日発表分)

 東京計器 <7721>
24年3月期の連結経常利益は前の期比77.2%増の29.9億円に拡大して着地。続く25年3月期も前期比26.4%増の37.8億円に伸びる見通しとなった。今期は防衛予算拡大による防衛事業の大幅な増収を計画。高水準の受注残高を背景に、21.5%の増収を見込む。
併せて、今期の年間配当は前期比2.5円増の35円に増配する方針とした。

サワイグループホールディングス <4887>
今期最終は2.2倍増で6期ぶり最高益、実質増配へ。また、9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。

信越化学工業 <4063>
発行済み株式数(自社株を除く)の1.1%にあたる2200万株(金額で1000億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は5月20日から11月29日まで。取得した自社株は12月6日付で全て消却する。

 コクサイエレ <6525>
24年3月期の連結最終利益は前の期比44.5%減の223億円に落ち込んだものの、続く25年3月期は前期比29.6%増の290億円にV字回復する見通しとなった。