四季報記者が選んだ新年度大バケ期待の10銘柄(12月4日発表)

大成温調 <1904> 
今期経常を一転30%増益に上方修正、配当も42円増額。また、株主優待制度を拡充し、クオカードの金額を大幅に増額する。新制度では毎年3月末時点で300株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じて1万6000~6万円分(現行は3000~1万円分)のクオカードを贈呈する。

ジェイエイシーリクルートメント <2124>
今期経常を3%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も5円増額。また、12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。

ジャパンベストレスキューシステム <2453>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。投資ファンド「Deneb SS II」傘下のMBKP Vega及びMBKP AltairがTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株1000円で13日終値を53.8%上回る水準。買い付け期間は11月14日から12月26日まで。

京都フィナンシャルグループ <5844> 
12月31日現在の株主を対象に1→4の株式分割を実施する。今期経常を7%上方修正、今期配当を実質増額修正。また、発行済み株式数(自社株を除く)の2.95%にあたる220万株(金額で130億円)を上限に自社株買いを実施。24年4月15日付で50万株を消却する。