四季報記者が選んだ2021年度大バケ期待の10銘柄(3月8日発表分)

アイル <3854>
21年7月期の連結経常利益を従来予想の12.2億円→16.2億円に32.7%上方修正。減益率が28.5%減→5.1%減に縮小する見通しとなった。新型コロナウイルス感染症拡大による業績への影響が想定より限定的なことに加え、テレワークの推進などによる業務効率化も寄与し、売上高が計画を上回ることが利益を押し上げる。併せて、今期の年間配当を従来計画の12円→15円(前期は15円)に増額修正した。

<7004> 日立造
容量が世界最大級となる全固体電池を開発したと報じられた。容量は1000ミリアンペア時で同社従来品から約7倍に増えているもよう。セ氏マイナス40度からプラス100度の厳しい環境でも動作するため、特殊環境下の産業機械や宇宙用途で需要があるとみている。2025年をめどに容量を数倍に増やす目標としている。次世代電池として注目されている全固体電池で優位性が高まったとの見方につながった。

イグニス <3689>
MBO(経営陣が参加する買収)による株式の非公開化を目指す。同社の経営陣と米ベインキャピタルが出資するi3がTOB(株式公開買い付け)を実施する。TOB価格は1株3000円で5日終値を62.9%上回る水準。買い付け期間は3月8日から4月19日まで。

ファースト住 <8917>
21年10月期第1四半期(20年11月-21年1月)の連結経常利益は前年同期比59.2%増の6.5億円に拡大して着地。主力の戸建て分譲の販売棟数が大きく伸び、24.5%の大幅増収を達成したことが寄与。完成在庫の早期販売に引き続き注力したほか、土地分譲が増加した。